日頃からの食生活の中で、「食物繊維」を十分に摂取する事は、様々なメリットがあり、食物繊維の摂取が減少している事が、生活習慣病などの疾患敵なデメリットを招いているのが、現代人の食生活の姿でもあるようです。
最近では、毎日の食事からだけではなく、サプリメントなどを活用する事で、食物繊維の摂取が簡単に行うことができるようになりました。そもそも、食物繊維を摂取する事は、皆さんの体内でどのようなメリットを補ってくれるのでしょうか？
●腸内環境を整える
●食事のカサが増えるので、満腹感が増す
●血糖値の急激な上昇を抑えてくれる
●体内の余分なコレステロールを排除してくれる
●便秘の改善
上記のようなメリットの他にも、様々な作用が報告されているようですが、多くの疾患の予防に役立ったりするような調査報告もあるようです。
食物繊維が腸内環境を整えてくれる作用は、もともと腸内にいる細菌の善玉菌と悪玉菌の数のバランスに影響を与えてくれるようなのです。
この場合、コンビニ弁当や、外食が多く、その際に脂物のメニュー等を好んで注文しているような、悪玉菌を増やす食生活習慣が当たり前となっていますと、腸内の悪玉菌のバランスが優勢に働き、健康面に影響を与えるようになります。
日常的に、体調を崩しやすくなり、便秘や下痢をおこしやすくもなるようです。
逆に、食物繊維の摂取量の多い善玉菌が増加するような食生活を心掛けしていると、腸内環境が整い、便秘などが改善され、便の回数や量が増える事で、体内の発がん性物質やアレルギー物質などを、食物繊維が吸収し、排便となって一緒に排出してくれるのです。
このような食物繊維のメリットが、様々な全身疾患の予防に有利に働きかけを行ってくれる事で、健康を維持できると言われています。
【食物繊維の多い食品】
●玄米
●いも類
●こんにゃく
●きのこ
●豆類
●野菜
●果物
●海藻
など 食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の２種類に分類できるようなのですが、それぞれの働きには特性があるようです。ですから、サプリメントなどで食物繊維を摂取するような場合は、皆さんが食物繊維にどのような働きを求めているかによって、使い分けを行わなくてはなりません。
出来れば、可能な限りは、毎日の食事から摂取しておきたい食物繊維ではありますが、現代人の食事風景を垣間見ていますと、手軽な食物繊維を含むジュースや、サプリメントなどを上手に使う習慣づけをしておく事も良いかもしれません。