からだよろこぶHappyfood

皆さんは、生命を維持する為に必要不可欠な5大栄養素をご存知ですか?

●炭水化物

●脂質

●たんぱく質

●ミネラル

●ビタミン

これらの栄養素が、地球上から消滅してしまったら、皆さんは、新たな栄養素を探し出さなければなりません。そもそも、「栄養素」は、「栄養」の「素」になる訳ですが、「栄養」とは、いったいどんなものなのでしょうか?

「栄養」とは、一般的には、食べ物の成分の事を表わしている事がほとんどですが、一度、辞書などで、「栄養」を引いてみてください。そこには、『生物が生きていく為に、外界から物質(栄養素)を取り入れること。および、成長し生活力を保持する事』などと記述されています。

「栄養」とは、私達が毎日のように摂取する食べ物から、「栄養素」を体内に取り入れて、生命維持を試みる事柄であったのです。

私達が、自分以外の外界から、「栄養素」を取り入れ生きる為のエネルギーとしていく活動の事を指示しているようです。そのような「栄養」の活動を行う為に、重要な栄養素とされているのが、『5大栄養素』の「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「ミネラル」「ビタミン」になるのです。

栄養のとりかた

「炭水化物」は「糖質」などとも呼ばれたりしますが、この5大栄養素の中の「炭水化物(糖質)」や「脂質」は、生活習慣病の原因などのイメージをもっている方がいるかもしれませんが、「炭水化物(糖質)」や「脂質」は、人々にとっては、欠かす事のできない栄養素の1つであるのです。

ですが、現代人の食生活のバランスが、どうやら、「たんぱく質」や「ミネラル」「ビタミン」よりも、「炭水化物(糖質)」や「脂質」を多く摂り過ぎているような傾向があるようで、そのような「炭水化物(糖質)」や「脂質」の過多な食事バランスを調整する為に、「糖質」「脂質」を減らしましょうというようなスローガンが出されているのです。

多忙な現代人が、「たんぱく質」「ミネラル」「ビタミン」を豊富に含む、食生活を目指すことは、簡単な事ではないかもしれませんが、「健康」を維持していく為には、大変重要な栄養素となります。

サプリメントでの摂取も決して悪くありません。NMNを摂取できるサプリメントのように、日々の食事で一定量を摂取しづらい栄養素を補うのもよいでしょう。サプリには自然由来のものも多いですし、うまく付き合っていきたいものですね。

手作りのだしの素

運動と並行して食生活を見直す場合、その見直し方は様々で、細かな点に注意を払うだけでも有効です。

例えば一般家庭で調理中にだしを取るのは中々難しく、市販のパックを使用しているところもあるでしょうが、食品添加物のことを考えると、「だしの素」の自作をお勧めします。

だしを取る時間と手間を掛けることは難しくても、「だしの素」を作るのはそれほど面倒ではありません。簡単に作れて味噌汁に使うこともできるため、料理の苦手な人には最適な方法です。

具体的には、ミキサーに干しシイタケや煮干し、昆布、鰹節等を入れて回すだけです。粉末が出来上がりますから、それをお湯に入れるだけで済ませられます。

自作した「だしの素」は、味噌汁にはもちろんのこと、煮物や野菜炒め、鍋等にも使用することが出来ます。粉末ですから、保存も簡単にできます。

手作りすると何が変わる?

市販品との大きな違いは、やはり化学調味料の有無と言えます。

いわゆる旨味成分が市販品には大量に入っていますが、健康に悪影響を与えるのは間違いありません。化学調味料を摂取するリスクを避けるためにも、乾物をミキサーにかけるという一手間を加えてみましょう。

因みに「だしがら」にも添加物は含まれていませんから、上手に利用することが出来ます。自作と聞けば面倒に感じる人もいらっしゃるでしょうが、意外にも簡単に実行できるものです。

横着な人でも自分のペースに合わせて工夫を施せるはずです。生活改善はその姿勢こそが大切であり、初めから料理人のように一からだしを取っていては、絶対に長続きしません。時間にもお金にも制約がある中で、一人一人が出来ることを探し出せばよいのです。